プロローグ

8/12
前へ
/87ページ
次へ
ロープの男は少年達をゆっくりと見た。 「これがお前の子供か..ということはあいつの子供でもあると言うことか」 と言いながら戦闘体制に入る。 「どうゆうことだッ」 と銀髪の男..少年達の父は剣を持ち黒いロープの男に切りかかりながら尋ねた。 ガッキィン ガッキィン それをロープの男は何度か防ぎ、 「死にゆくお前には関係のないことだ《ライトチェーン》」 と言い父ではなく子供の蓮を狙った。 「蓮ッ」 と言いながら銀髪の男は蓮をかばう。 「「お父さん」」 と少年達は父親を呼ぶ。 「蓮、無事か」 少年をかばったせいで体がボロボロになったにも関わらず、自分の息子の安否を確認する。 「うん、僕は大丈夫。でもお父さんが...」 と今にも泣きそうになりながら父に自分の安否を伝える。 「俺のことは気にするな。蓮に今からやって貰いたいことがある」 息をあらくしながら少年に言った。
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

126人が本棚に入れています
本棚に追加