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「あなたにとっての"今"はあなたの"現実"でしょ?
でもここに来るまであなたは私には会わなかった。
つまり私は"夢【ゆめ】"の中の人間なの。」
わからないかなぁ、と聞きながら首を傾げる少女
「例えばあなたが夜眠りについて朝起きるまでにある記憶は、【夢】よね?
その【夢】を見たあなたは感情が【ゆめ】に入り込む…
つまりその【ゆめ】の世界はあなたにとっての"現実"になる…
そして意識がはっきりしてきて ああ、あれは【夢】か。 って思う。
そして【夢】をはっきりと確認した世界が新たなあなたの現実になる。」
どこからか薄緑の小鳥が飛んできて少女の頭に止まる
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