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母 「久しぶりに一緒にお風呂入ろかぁ。背中流してあげるわ」 美菜「うん…ありがとう」 優しい母の言葉。 考える力も残っていないほど、私の身体は長時間暴れていたようだ。 手首がヒリヒリする。 母と一緒のお風呂はいつもより温かく感じた。 疲れたよ… 辛いよ… 翌日、仕事に向かう私に激しい頭痛が襲う。 頭には映像が流れる。 起きながら夢を見ているみたい。 真一が頭に出てくる、悲しい顔をしている… もう見たくない…頭が痛い… 職場についてすぐ、 私は倒れた。
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