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真一が東京に行って、始めは順調だった。
真一「あー、研修ダルい…早く帰りたい」
美菜「まだ始まったばかりやよ(笑)」
真一「毎日連絡するから!美菜の事好きやし♪」
美菜「ありがとう♪毎日連絡ちょーだいな♪」
こんな電話でのやり取りが一週間続いていた。
周りの友人達から、『9年目とは思えない』と珍しがられる、私達はそんなカップルだった。
「いつ見ても初々しいなぁ~」これが友人達の決まった台詞。
とにかく真一が大好きで、だから毎日のように連絡を取っていた。
私の仕事が終われば、真一の大学が終われば、どちらかが必ず連絡をしていた。
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