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いつもと変わらない日々、退屈ではないが特に楽しいということでもない。
けどある日をきっかけに全てが変わった
7月23日
夏休みまであと3日
ようやく待ち侘びた夏休みが来る
「ふぁぁぁ~・・・・・眠た・・・」
いつもと変わらない青空
夏のため雨が降る日は少なく、気持ちよいくらいの晴天ばかりだ
そういう青空は好きだ。心を澄ましてくれる。
「暇だなぁ・・・」
窓に向けてぽつりと漏らす
平和なんだろうなぁ。
そう黄昏ていると後ろから衝撃が走った
「痛ッ!?」
「私の授業がそんなに退屈か?」
「い、いえ、ただちょっと惚けてただけです💦」
「ふむ。次惚けてた時は頭だな」
「は、はい・・・」
相変わらず怖い先生だ。
友香里先生、名前は可愛いんだけど性格は怖くて鬼だ・・・
「私の話、ちゃんと聞いておけよ」
「はい・・・」
友香里先生は前の教壇に戻っていった
クスクスと笑い声が隣から聞こえる
もちろん発信源は愛里沙
俺の妹なんだがそこまで歳が離れてないためあまり妹とは思わない
こいつは大人しくしてたら可愛いのによ・・・・
「秀君ダサーい」
口を抑えクスクスと笑う
「うっせ、この猫かぶり」
「む、失礼な・・・」
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