姫君は気高く美しく

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自分が彼女の身を守る為に日頃一番近くに居ると自負している朱鷺にとっては面白くない光景 「朱鷺?何か眉間に皺寄ってんだけど」 この感情が独占欲から来る嫉妬か、はたまた忍が持ってはならない恋情か… それが分からぬ程愚かでない朱鷺からすれば何も考えない八雲にはイライラする。 だがそう思う以上に二人が好きだ。 互いに何も言わずとも信頼しあい、深い所で繋がる二人の人間。 立場から互いに隠し合ってはいるが第三者から見れば互いに愛しあっている。 ここまま二人、共にあれればいいのにと願う
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