序章*花見蝶

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幼い時、 あいつは我が家にやってきた 五つほど年の離れたあいつは 自分が鬼の家系であることを否定し続け、 口にすることは理解しがたいものであった あやつが十九になった今でも 何も変わってはいない .
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