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「わぁ~♪久しぶりの温泉!テンションめちゃあがるんだけど!」
現代ではお目にかかれないぐらい広い温泉に興奮気味の子が1人
「美紀!そんな大きな声出さないでよ!恥ずかしいなぁ///」
「フフフ♪美紀は温泉が好きなのね。」
私の後に入って来たのは幼なじみの望美とこの時代で仲良くなった朔
「温泉嫌いな人なんていないって!天国だよ♪天国~♪」
意味不明な歌を歌いながら湯船に浸かる
すぐに朔が妖しい笑みを浮かべ口を開いた
「そうそう好きと言えば美紀は好きな人とかいるのかしら?」
「あっ!私もそれ気になる♪どうなの美紀?」
いい気分になり完全に気を抜いていた私は変な声をあげ焦りまくった
「うぇッ!!すっ、好きな人なんているわけないじゃん!」
「そんなはずないわよ。今までの生活の中で気になるなぁって思う人もいないの?」
朔はいつにもましてしつこく聞いてくる
こうなったら白状しなければあきらめてくれない
「そりゃあ気になる人ぐらいいるけど」
「「だれ!だれ!だれ!?」」
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