誰かに奏でる為に私は唄う

いつか‥笑顔を見るために

夜の月に 見つめる貴方
流れる星を見つければ叶うのかな？
「サヨナラ」なんて絶対に言わないで‥
「おかえり」と笑って

初めて出会った君は誰よりも冷たくて
澄んだ空気が肌をかすった
でも君は誰よりも優しくて‥
誰よりも泣いていたんだよね？
幸せな微笑みに私は笑う‥
『幸せですか？』

夜の月に見つめる貴方
流れる星を見つければ叶うのかな？
「サヨナラ」なんて絶対に言わないで
「おかえり」と笑って

君はいつでも一人だったんだ
誰にも頼らなくて
一人仮面を被っていた
世界を裏切り、仲間を裏切り‥
一人で戦っていたんだよね？
雨は貴方の涙のように流れて落ちていく
『泣かないで』

夜の月に 泣いてる貴方
降り続く星に祈れば叶うのかな？
「泣かないで」なんて絶対に言わないよ
私が代わりに涙を流して笑うから‥
『だから笑って』

貴方はいつも１人みたいに言うけれど
私はそうだとは思わない‥
貴方はいつも強いと言われているけれど
私はそうだと思わない‥
本当は誰よりも弱くて
本当は誰よりも泣きたくて
周りの目を気にして強がってるだけなんだよね？
私は親じゃないけど
泣いていいんだよ？
もっと頼っていいんだよ？
１人じゃないんだから‥

夜の月を見つめる貴方
流れる星を見つければ叶うのかな？
「サヨナラ」なんて絶対に言わないで
「おかえり」と笑って‥

夜はいつか朝に変わる
雨はいつか虹に変わる
貴方の心は氷のように冷たいけれど
いつか私がその心をとかしてみせると誓うよ
貴方の本当の笑顔を見るために
貴方の本当の幸せを得るために

『私が君を守るよ‥』

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