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「まぁまぁ…晴も晴なりに頑張ってるんだし」
そう言って、祐が2人をなだめる。
そうすると2人はしぶしぶと俺から離れていった。
ありがとう祐。
…ただ俺、本当に役立たずだと思う。
「なぁ晴、いつになったら真剣にやってくれるんだ?」
こそこそと俺に話す祐。そう、実は俺、バスケは得意だったりする。
というか運動自体が好きなので、本当は走り回りたい。だけどオタクだしなー
『だって祐達が強いから俺の出る幕ないし…、まぁ負けそうだったらやるよ』
「…へいへーい」
つまらなそうに返事する祐。
そうしている間に再びプレー開始。
相変わらず祐・凜ペアは絶好調で…
結局俺は緒戦、本当に何もせず終わったのだった。
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