eight

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  無事緒戦突破を果たした俺達は他の競技の応援に行こうと思い、行ったわけだが…… 「試合終了!11-1!」 …なんだこの仰天の点数差は… しかもこれサッカーだぞ!? ハットトリックした選手が3人もいたそうだ。 あ、負けたのうちのクラスね。 堪らず俺は凜に聞く 『なぁ、B組って…スポーツ駄目なのか?』 「…まぁね、基本みんなは勉強ばかりだから体力があまりなくて」 凜はアハハー…と笑いながら眉を下げて話す。 「でっでも!だから僕達がバスケで優勝しようよ!」 焦りつつも笑顔で話す凜。 …可愛い。 「だから晴君は本気で闘ってね?」 『……決勝でなら』 本気を出すつもりが無かった俺だが、凜の可愛さについ。 もちろん他の試合でやばそうならフォローするつもりだが、 本気でやるのは決勝。 そう心に誓った。  
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