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無事緒戦突破を果たした俺達は他の競技の応援に行こうと思い、行ったわけだが……
「試合終了!11-1!」
…なんだこの仰天の点数差は…
しかもこれサッカーだぞ!?
ハットトリックした選手が3人もいたそうだ。
あ、負けたのうちのクラスね。
堪らず俺は凜に聞く
『なぁ、B組って…スポーツ駄目なのか?』
「…まぁね、基本みんなは勉強ばかりだから体力があまりなくて」
凜はアハハー…と笑いながら眉を下げて話す。
「でっでも!だから僕達がバスケで優勝しようよ!」
焦りつつも笑顔で話す凜。
…可愛い。
「だから晴君は本気で闘ってね?」
『……決勝でなら』
本気を出すつもりが無かった俺だが、凜の可愛さについ。
もちろん他の試合でやばそうならフォローするつもりだが、
本気でやるのは決勝。
そう心に誓った。
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