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  「よしよし、いい子いい子」 そう言って、叔父さんは俺の頭を撫でる。 『子供扱いするな!』 とかなんとか言いつつ、この感じは嫌いじゃない。 「あ、晴たんにとっては重要な話かも」 突然撫でる手を止めた叔父さん。 『…なにが?』 「いや、実はここにはbirdとwolfのメンバーが揃ってるんだ」 ん……? え?は?叔父さん… 今何言った? 『叔父さん…?俺の聞き間違いじゃなきゃ、こっ、ここにbirdやwolfのめっメンバーがいるっていった…?これって俺の聞き間違いだよね?ねぇ、そうだよね?』 「それは本当のことだよ?…え?なに?晴たんが族の総長やってたのは知ってるけど…birdやwolfとは全く関係ないでしょ?」 …そっか、叔父さんは知らないんだ。俺がbirdの元総長だったこと… 『叔父さん…実は俺、birdの総長だったんだ』  
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