three

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  「ったく…なに1人で百面相してるんだよ」 さっき、職員室に入って自己紹介をしたら遮り、遅いと言ってきた男がしゃべりかけてきた。 べっ別に2度も言うからって根に持ってる訳じゃないんだから!! …ほぉ。 これまたイケてるメンズさんじゃないか。 『なんかホストっぽい…?』 「誰がホストだ」 あら、否定されちった。 「早く教室いくぞ、ついてこい」 ガシッ 『へ?』 スタスタ 『ぎゃあ゛ああ゛!!首っ!!首っ!!』 こっ、こいつ!! 人の命をなんだと思ってやがる…! ちなみに今の体制というのは ホスト風のイケてるメンズに首根っこを掴まれて、引っ張ってかれてます☆ ☆なんかつけてるけど、本当はそんな余裕なんかないぜ。 『お゛いっ!!はーなーぜぇ!!!』 「………」 うわっ…しかと? 俺、人の話を聞かない人って嫌いなんだよね。 よし、ホスト風のイケてるメンズさんには悪いけど、少し痛いめみてもらわなきゃ。 事前に謝っとこ。 『ごめんなさい!!』 「…は?…………………「ドゴッ」…っっ!!!」 おし、手がはなれた ふぅ…空気って良いね! 「っ!!…おまっ…オタルックのクセして…えげつないことやるんだな…!」 うわぁ、辛そう。 …え?殴ったところ? そんなの、男の……に決まってるじゃないか。 少し痛い所か多分相当痛いよ。 見てるこっちまでそこを抑えたくなるもん。  
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