公認?それとも、非公認?

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「やっと行ったか……」  真也はやれやれと玄関の鍵を掛けてリビングに戻る。  空海の手を握って……。  指と指を絡めてギュッと握りしめた。熱を分け合う。  肌は直接触れているけれど身体は少し離れていた。 「もう少し近づいたら?」 「……うん……」  真也が誘うと空海は照れたように頷いた。
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