31人が本棚に入れています
本棚に追加
『シンジくん、こっち向いて』
『…//』
振り向くと、いつになく真剣な顔をした渚がいて…僕は不覚にもドキドキしてしまった。
『緊張、してる?』
『あ、当たり前だろっ!//渚はしてないのかよっ!?//』
『してるに決まってんじゃん。ほら、ドキドキいってる』
『わ…//』
手首を掴まれ、渚の胸元にあてられる。
渚の速い鼓動が、僕の鼓動を更に速くする。
『シンジくん…』
『ん、っ…//』
僕の口内に渚が侵入してくる。
浅いところから深いところまで蹂躙し、僕の興奮を高めていく。
好きなだけ僕の口内を堪能した渚は、唾液で光る唇を妖しく歪ませて僕を見つめる。
『ッな…なんだよっ…//』
『…あは、シンジくんってえっちだね』
『…ッ!//』
『さっきから僕の足に当たってる。それともわざと擦り付けてんの?』
『ちが…ァッ!//』
ぐり、と渚の太ももが僕の熱を捉える。
急に与えられた強い刺激に、僕は思わず変な声をあげてしまった。
『キスだけで感じちゃった?シンジくんえっちー☆』
『ぁ、やっ…//なぎ、やめて…//』
だんだん快感に耐えられなくなって、渚のシャツを掴んで“やめて”と懇願した…そしたら。
『…シンジくん、それ反則だよー…』
どうやら渚のツボにはまったみたいで…
『な、渚!?//何っ!?//』
『シンジくんがそんなカワイイことするからいけないんだよ?僕だって必死にガマンしてるのに…』
『あっ…!//ちょ、まっ…//』
渚は手際良く僕のシャツを脱がして、上半身を愛撫し始める。
渚の温かい舌が、首筋から鎖骨に降り、やがて胸元の突起に辿り着く。
イジメかと思うくらいそこばっかり攻められて…//
下半身の熱は増すばかり…//
『なぎ…さぁ…//』
『ん?なぁにシンジくん』
『も、そこ…いいからっ…//』
『どこイジってほしいの?』
『ッ…//…ココ、イジって…//』
恥ずかしい、なんて感情はとっくに通り越して。
ひたすらに僕は快感を求める。
ねだるように、触ってほしい下半身の熱を渚の太ももに擦り付けた。
最初のコメントを投稿しよう!