04~臨死現象~

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「……まだ連絡がつかんのかっ!!!!!!!衛星を開いてもかわん、…なにハッカーが衛星にハッキングするかもだと!? そんな事はどうでもよい!!!!!!!!」 アメリカ合衆国軍部最高司令官であるターキン司令官は非常あせっていた……… 「司令官殿、落ち着いて下さい………」 秘書のミトがなだめようとするが ターキンの不安は途切れる事はなかった 「……………落ち着け!?この私に落ち着けと言うなか!!!!!!…………落ち着けるわけが無かろう!!原子力潜水艦から連絡が消えてもう10時間も立つではないか!!!!!!」 ターキンは机をまるで猿の用にバンバン叩いた……… 何故時間がわかるかと言うのは、原子的だが日時計をリョウし、それをラジオでそれを放送していたのだ… ターキンは机の上にのった自分の帽子や、ペンや電機スタンドからなにからなにまで床に落とした。 それから ターキンは椅子にドカリと足をかけて… 「ミト…………連絡が途絶えたのは何時頃だ………」 ミトは手に持った、書物をパラパラとめくると、 「……えー、昨日、AM1:34分ごろ、ミケラン少佐ら、がクーデターを起こし、原子力潜水艦EPキャリバー8088を奪取………… その後、原子力潜水艦から我が軍部に向けて通信が一度入る、……… 《世界は終わったのだ》っと………… その直後から連絡は取れず、原子力潜水艦の特定位置も解らなくなり… 」 ここまでミトが話すとターキンが手を挙げて続けた … 「………時間が止まり、仮想生物が蜃気楼のように現れたと…………そうだな?」 ミトは静かに頷くと、 部屋を飛んでいる蚊の先祖を眺めた … ………… 「司令官、極秘情報によればミケラン少佐…いぇ容疑者ミケランの奪取した原子力潜水艦は……  地球にある全ての地域を破壊するほどの核ミサイルを積んでいたとかで………」 ターキンは手を目に翳して唸った… 「………知っているわぃ…………そして、その核ミサイルが全世界の核実験施設に向けられていたのだ…………………」 ミトは、はっとした顔をした……………
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