05~走馬灯~

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ターキンは、ミトに再度きいた… 「………ミケランが…核を発射したかどうか解るか………」 ターキンはコーヒーをすすりながら、質問した。 だが、ミトは、違うことをターキン司令官に質問したのだ、 「…………ターキン司令官………… あなたは、走馬灯をご存知ですか………?…」 静かに、ターキン司令官は頷く。 続けてミトは 「私は、このホログラムは地球が臨死状態になり、生み出した走馬灯だと、予想しています………」 ターキンは、 頭を両手でワシズカミにして言った… 「同感だッ!!!!!防ぐ方法はないのか!!!!!」 ミトはしたを向き 「これが世界が出した答です……」 と言った………。 「パパ、パパ、パパ!!お猿は、人間になって、人間はなにになるの???」 その父親は何も言わずに息子を抱き抱えた。 「ねぇパパ!?………パパ……?」 オレとお嬢でみていた風景は、過去の人間が戦争をしている風景になっていた……… さらに時は進み……… そして、 オレはみつけた、ここの渋谷のBOOKONに初めてきたときの自分のホログラムを、いや走馬灯を……… 走馬灯のオレはオレを眺めている… オレも見つめると… 走馬灯のオレはみるみる、今の自分の姿に成長した… そして、オレの走馬灯の隣には、お嬢のホログラムがでてきた… オレはオレの隣にいるお嬢の手を握った。 すると走馬灯のオレとお嬢も手を握った。 みんな、何となく予想していたんだと俺はおもう……… 死の予想を……… 地球の走馬灯は、今の私たちに追い付いたんだね。 お嬢は笑ってそういう。 そらからは、雨のようなミサイルが降ってくる 走馬灯の俺とお嬢は言った、 『さあ、行こう』 その瞬間、走馬灯と俺達は、光の渦にのまれた… 太陽は沈んでいるのに… とても柔らかく、暖かい光りに… そう、 地球は… 人間の手により、 殺害された。 オレは、誰もの予想は、確信にかわったように思えた… 俺、これ以上書けそうにないから、このへんで… 最後に一言… 『核なんて、絶対いりませんょ……………絶対』 ………………END
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