02~あたらしい朝~

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…………………… ピピピピッ!!!ピピピピッ!!! 朝の静寂を壊すのはこのムームン目覚まし時計!!! (ムームンとは有名なアニメキャラクターで、ムームン目覚まし時計とはムームンのシールが貼ってあるだけの目覚まし時計でアル) オレは、ムームン時計を叩き、窓にかかったカーテンを取っ払う。 いつもと様子が違って見えた… まるで靄がかかったような外………… 「なっ、なんだよ… ッてただの窓ガラスの結露じゃん!!」 確かに結露が窓一面に出ている そのままにしたら、部屋がかび臭くなるので窓を開けると… そこには深い霧が広がったいつもの街が見えた… よくよく見ると、どこかで見た事ある生物や植物が街の霧に紛れている… 「大変だ!!………オレ、ゲーム悩になっちゃったんだ!!!.....こりゃヤバス!!!! お母!!!お母!!!!」 慌ててオレが、リビングにいくと家の中にまであの植物が生えている... どうやら重傷のゲーム悩にかかったらしいオレもうダメポ .... だが、母親にもその植物は見えていた.!!!!? 「オハヨ、リョウ、この植物きのうの夜遅くから生えてきたのよ....困ったわ...どうしても抜けないのよ.」 自分はゲーム悩でないのにひとまず安心するオレ... んッ!!!!!! 抜けないだって⁉ オレは母親ね側にいってその植物を抜こうとした でも、抜けない... いや、 正確に言えば触れないのだ、ホログラムを触る事ができない、そんな感じで触れないのだ、 「ひょっとすると、お母もゲーム悩とか!!?」 すると母親は 「なんでアタシがゲーム悩なの???この植物なんなの⁉リョウ知ってんの???」 オレは はっとした、 慌ててゲームを起動してアイテムを見た... 間違えない... 「ディノハンの回復草ににてる...」 ディノハンは古代の生物と戦うゲームだが、以外と設定もリアルで、オレのレベルは白亜紀後半.... と言うことはこの植物は白亜紀のもの.... あたまが痛くなる位考えごとをしたオレは、もうひとつ気がついた......... 時計が止まったままだ.............
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