03~とまった時間~

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そう、 全ての時計が綺麗に止まっている、 しかも時計にも触れる事が出来ない ゲームの時間セッティングも何故か項目が選べ無い... 普通なら故障で済ませたいがそうは行かなかった。 パソコンで、掲示板に飛びオレは驚いた、 「時計が止まったのはオレだけ....いや世界中で止まったらしい....」 母親もテレビのニュースを見ながら頷いた。 気になるのはその時間だった。 時計はみな12:25分を示している..... その途端、お嬢からメール 『ごめん💦きのうの地震恐くてさ💦メール返せなくって』 オレはそのメールを見てまた驚いた、なぜなら我が家は地震なんか感じなかったからだ… なにせ、母親が大の地震嫌い どんな微震動でも察知して雄叫ぶのだから……… でもお嬢のメールは嘘はついてなさそうだし 第一、嘘ついてもしょうがないよね … オレはお嬢に、 『渋谷までこれる?』 とだけうち、 すぐオレも渋谷に向かった。 何となくお嬢は絶対に来ると思ったから… やはり、 お嬢は来ていた 顔があうと手をふってくれたから直ぐにわかった… 「お嬢💦ととにかくマックナル行こう」 近くのファーストフード店にお嬢をつれて行くオレ オレはすぐ地震の話…時間の話をした… お嬢も頷き、二人で窓の外に見える肉食恐竜を眺めた……… よくみると不思議な光景だった… 草や木もどんどん成長している……… そんな事を考えているとお嬢が 「時間とこのホログラムみたいなの以外はいつもと同じだねー」 たしかにその通り。 それ以外はいつもと同じ ニュースで科学者や専門家もこれは一種の蜃気楼のような物で次期に消えるといっていた… そるに、隣にはハンバーガーを頬張るお嬢もいるし少しホットしたんだ……… でも、 オレには どうしても不安の弐文字が消えなかった…………………………
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