590人が本棚に入れています
本棚に追加
「移動したはいいけど…」
結局やることはない状況。
「寝るか…」
椅子に座り机に突っ伏して眠る…
場所を変えても意味がなかったな…
てかこんな事なら教室にいればよかった。
授業出席とかつくし…
「ん…、ふぁ…」
よく寝た気がする…
体を伸ばすとポキポキと骨が鳴る。
この音を鳴らすと気持ちいいのはなんでだろうな…
「何時かな…?」
幸い教室に時計がかかっていた。
「ってもう放課後じゃん…」
どうやら一日寝ていたらしい…
教師とか探しに来なかったのか?
まぁ来ないだろうな、こんなはみ出し者にかまってる時間ないだろうし。
「直樹も帰ったのかな…」
さすがに帰っただろう、最後の授業が終わってからすでに一時間経ってるし。
「俺も早く帰ろ…」
教室に戻って鞄を取りに…って鞄屋上だ…
屋上へ行くため階段に向かっていった。
なんてつまらない毎日だろうか…
ドンッ
「おっ!?」
「キャッ!!」
曲がり角で人とぶつかるなんてベタな話だな…
しりもちつきながらそんなことを考えていた。
最初のコメントを投稿しよう!