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「えぇ!?ダメだよ!禁断の森には行っちゃ駄目だって、いつもお父さんとかお母さんとか村の人たちに言われてるじゃないか。それに、村の掟にもあるし…。」
コクマロは驚いて、首を横に振った。
しかし、バーモンドは諦める様子もなく、
「好奇心が俺の胸を高ぶらせるんだ!みんなが行っちゃダメって言うほど行きたくなるし、俺はあの森には何かが隠されてるんじゃないかって思うんだ。それに、最近、シークレットベアっていう伝説の熊がいるらしいって聞いたんだ。これは捕まえに行くしかないって!」
そう言って目を輝かせた。
その様子を見てコクマロは、
「ちょっとだけなら……。」
と答えた。
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