ソロモン72柱1~10

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第2柱 『アガレス/Agares』 《別名》 アウロス/ザエボス 《容姿》 老いた紳士の姿で肩に大鷹またはカラスをとまらせ鰐または陸亀にまたがって現れる しわがれた声で話し性格は穏和だといわれる。 【解説】 31の悪霊軍団を従える、東の公爵。 元は天界に於いて力天使の地位にあった。 聖書によれば、ヤハウェによるバベルの塔建造の罰(呪い)は、人々が別の言葉を話さなければならなくなるものであった。 言葉が通じなければ、誤解が誤解を生み人が人を信じなくなる。 誤った言葉を教えられれば尚更である。 また、たたずむ者を走らせ、走り去った者を呼び戻すと言われる。 自分に非協力的な者を仲間に引き込み、別れた恋人や信用を失った友人とよりを戻すこともできるであろう。 しかし彼の言葉は謎めき、嘘を含むのだ。 アガレスは心理戦のみで東の公爵と呼ばれるに至ったわけではない。 破壊的な力は地震として発揮される。 地震を知らぬ民族にとって、これほどの恐怖は有るまい。その動揺こそ彼の本当の狙いかもしれない。 《能力》 未来を見通す力を持つが、その言葉には謎と嘘とが入り交じり容易に信用はできない。また、言語学に長けており人に全ての言語を教えることができる。しかし、先にも述べたように、その言葉には嘘が含まれているのである。image=314114607.jpg
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