ソロモン72柱1~10

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『ブァレフォール/Valfor』 《別名》 ヴァレフォール、マレファル 《容姿》 ライオンの顔にガチョウの脚、野兎の尾だとか、頭はロバで体がライオンなど、様々な姿で現れる。 【解説】 10もしくは36の軍団を従える公爵である。 天使の姿で現れる事もあるようだが、かつての天界での地位はもとより、いつ堕天・降天したのか、そもそも天使だったのかすら分からない。 エノク書などによれば、「盗賊の顔」を持ち、「絞首台に送るまで盗賊どもと親しく交わる」とされる。 そう、彼は盗みをそそのかすのだ。人間に才気と大胆さを与えるとは、そういうことなのだろう。 しかし、大胆になった所で真に危険な時に彼が助けてくれるとは限らない。 彼は背中を押してくれるだけなのだから。 《能力》 よき使い魔としても知られている。 全ての秘密を召還者に教え、オカルト医学の知識を授けてくれる。 人間を動物に変える方法も心得ているとされ、様々な仕事をこなしてくれる。 敵に送りつけ呪いをかけたり、いろいろな雑務にも使役することができる。 しかし、あまりくだらないことは頼まない方がよいであろう。知らず知らず大胆になってゆき、ついには絞首台に送られることになるかもしれない。 その時は彼は喜んで背中を押してくれるはずである。image=418433894.jpg
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