止まない雨はきっと無い

2/7
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
朝食をすませ、身支度をして玄関をでた。 バス停は割りと近くにあるため傘は持たずに土砂降りを駆け抜けた。 巻き上げた雨がズボンに付くのがわかる、なんとなく気持ち悪い感じがした。 バス停に付くのは少し早かったようだった。 それでも屋根のあるバス停だ、なんの問題も無い。 待ったと言えるほど待たずに来たバスに乗った。一つ空いたを見つけたが、濡れたズボンで座れば次の人に悪いと、座らなかった。 その席を良く見ると 家の高校の女子生徒が乗っていた、さらに乗りにくくなった。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!