第2章

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年を越して、もう2月。 今日は雪が積もっていて、グラウンドで部活が出来ないという理由で、ミーティングだけらしいので泉を待つ美結。 少しして、泉が美結を迎えに来て、2人で仲良く帰り始める。 いつもと変わらない会話。 いつもと変わらず、さりげなく手を繋いで帰る。 そしていつもと変わらず、泉と別れて家へと帰った。 しかしいつもと違っていたのは、家に入ってお母さんに少し真剣な顔で 「美結。ちょっと話があるから、こっちに来てくれる?」 と呼ばれたこと。 そして居間に向かうと、いつもは帰りの遅いお父さんがいたことも、いつもと違っていた。 _
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