第2章

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『お父さん? 今日は帰り、早いんだね。』 「ああ。少し美結に話があってね。 美結、座りなさい。」 お父さんにそう言われ、お父さんが座っていたソファーとは向かい側に鞄を下ろして腰かける。 お母さんはお父さんの隣に座った。 「美結。落ち着いて聞いてね? 私たち、群馬に引っ越すことになったの。」 『!?えっ、なんで!?』 お母さんの言葉に、目を見開く美結。 それと同時に、脳裏に泉の顔が浮かんだ。 _
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