第2章

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次の日も、次の日も、美結は普通に学校へと通った。 時々泉の顔を見て泣きそうになり、泉に何度も心配されたが、美結は『何でもないよ。』で通した。 美結は引っ越すギリギリになるまで、泉にも、みんなにも引っ越すことは伝えなかった。 それは悲しくなるし、残り少ない日を泉の横で楽しく過ごしたかったから── そして、中学2年の終わりを示す終業式の日。 同じクラスのみんなに挨拶をした。 みんながたくさん声をかけてくれて、泣いた… _
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