第3章

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?「野球、好きなの?」 ぼーっとしていると、後ろからよく通る女の人の声がした。 驚いて後ろを勢いよく振り返ると、髪の長いナイスバディな女の人がジャージ姿で立っていた。 『…あ、はい。 野球、大好きです。』 ?「そう。 あなた新入生よね? 今年から野球部は硬式になったの! 私は軟式時代の卒業生で監督をやらせてもらってる、百枝まりあです! よかったら、マネージャーやらない?」 『え、硬式に…?』 なんてことだ。 せっかく軟式だから、彼に会わなくてすむかもって思ったのに、これじゃあ意味がない。 それに、自分がしていた野球の頃を思い出してしまう。 あまり思い出したくない…‥ _
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