第1章

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『孝ちゃん、どうしたの?今日部活は?』 放課後になり、帰ろうとしていた美結を泉が呼び止めた。 泉「なくなった! だから一緒に帰ろうぜ。」 泉の笑顔に、美結も嬉しそうに微笑んで『うんっ!』と頷くと、2人で歩き出す。 「おっ、泉ー。 お前生意気に彼女と下校かよ!」 2人で帰っていると、一つ上の学年の浜田に声をかけられた。 浜田は泉の野球部の先輩だ。 泉「うるせーな。 悔しかったら、お前も彼女作ってみろよ。」 めんどくさそうに浜田を見つめる泉。 なんだか面白くて、美結は軽く微笑んだ。 _
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