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地下鉄に乗ってる酔っ払いに絡まれた可愛い女の子を助ける。
「…そういえば、ドラマとかで見たような…。地下鉄じゃないけど。」
「…一昨年、流行ったドラマもだけど、こういうシチュエーションって、結構ありきたりだよな…。」
雄介は遠くを見つめながらそうつぶやき、にやりと笑った。
「…こういう展開の後はあの子との恋が…とかあったりして。」
「…小説やドラマならそうだろうね。」
冷静につっこんだ弘也は思った、冗談を言えるくらい雄介のフラれたショックは治ったのだと。
「でもそんな都合よく会えたりは……あ。」
見つけた。
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