第一章

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雄『起きたっつうの』 直『じゃ、今日の朝練出れますね!!』 雄『出ねぇっつうの!!』 誰が出るかっつうの!! 俺はケガして以来、野球部とは縁を切った 退部届けだって出したし、監督や周りの奴らだってもう俺を相手にしない 今俺に話かけてくんのは、直樹と悪仲間しかいねぇ そんな俺が朝練なんかに出るわけねぇっつうの!! 雄『バカか?俺は野球と縁を切ったんだよ』 直『僕はそうは思ってないです!! 雄先輩は絶対に野球部に戻ってきてくれます!! 雄先輩? また一緒に野球やりましょうよ!!』 ふん 直樹に俺の気持ちわかんねぇっつうの!! やりたくてもやれねぇんだよ!!
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