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雄『お前ウザイ』
直『雄先輩に何て言われようと、僕は雄先輩ともう一度野球したいんです!!』
雄『俺はもうやる気なんかねぇよ』
いつもこいつを突き放す
こいつには何でも見透かされそうで、恐い
俺のホントの気持ちとか…
雄『俺はもう野球部じゃねぇんだよ!!分かったな?』
直『じゃぁ、僕が…
もういいです…
遅刻しないで来てくださいね?』
切れる電話
覚めた眠気
途中で言いかけた言葉
行きゃぁいいんだろ?
この日、直樹によって覚まされた眠気で無理矢理学校に行って、俺は人生が変わることをまだ知らなかった
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