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「…い…おいっ大丈夫か?」
「…ん…ぁ…」
男に揺すり起こされた鈴音は、眠気まなこで周りを見回した。
「?」
鈴音は、今自分が居る場所がさっきまで居た場所と違って居る事に気づき、やっと自分を起こした男に気がついた。
「え…っと…貴方は…?」
「やっと、気がついたみたいだな。ほれ、行くぞ」
男は鈴音を立たせ、彼女の腕を掴んでさっさと歩き始めた。
「ち…ちょっと」
鈴音は歩を止めて抵抗したが、相手の力が強すぎ、鈴音の抵抗はやむなく失敗に終わってしまった。
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