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「うん、お待たせ」
夜遅くなのにも関わらず俺と同い年くらいの奴が沢山ファミレスについているせいか店内は賑わっていた。
「悪いな美月」
ドリンクバーを頼みジュースをストローで飲んでれば、いつもと変わらぬへらへらとした笑みを浮かべた美月がやって来た。
「良いよ、それより顔色悪いけどなんかあった?」
「あぁ大丈夫だ」
「そうえばプラネタリウム、近いうちに取り壊しが決まったって話し聞いた?」
メニューを開き今日の夕食を選びながら、美月の言葉を聞いて一度動きが止まった。
「いや、始めて聞いた」
「あそこ壊して、マンション建てるんだってよ、早く金貯めないとな」
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