第1章 懐かしき出会い

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ロマノフ 「ん?どうかしたのか?シキ。〈ボソッ〉」 周りに聞かれたくないのか小声で話す2人 シキ 「今の人は誰ですか?〈ボソッ〉」 ロマノフ 「髪の色で解らなかったか?あいつはアリサさんの娘のうちの1人だよ。〈ボソッ〉」 シキ 「そうだったんですか…。〈ボソッ〉」 ロマノフとシキが小声で話している所に… アルティ 「ほら!!いつまでも恥ずかしがってないで、ちゃんと話をしなさい!!」 ???2 「あ~💦あんまり引っ張らないでよ~。アルティちゃん。」 先程ロマノフの席から離れていったアルティが自分と同じ色の髪の毛を持ち、自分と瓜二つの少女の腕を掴み引っ張ってくる。 アルティと違う所と言ったら、髪がボブカットではなくロングにしている位だろう。 アルティ 「ほら、“リリィ”!!あんたもロマノフに言いたい事が有るんでしょう!?」 リリィ 「あうううう……//」 アルティはロマノフの席の近くに来た途端に、リリィと呼んだ少女の背中を押し、ロマノフの前に出す。 リリィ 「え、え~と💦………ロマノフ君?なんだよね…。」 ロマノフ 「ああ。お前らケルン姉妹の幼馴染みだよ。」 リリィの質問に内心少し笑いながら受け答えする。
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