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シキ
「あ、あの…」
アルティ
「ん?あんた確かシキだったかしら。どうしたの?」
シキ
「皆さんもういませんけど……」
リリィ
「え?」
シキに言われ、辺りを見渡すアルティとリリィ
すると……
ロマノフ
「ふむ…。誰もいないな。」
アルティ
「何であんたはそんなに落ち着いてるのよ!?」
ロマノフ
「午前の授業は確か魔武器の契約だろう?しかも始業時間まで残り5分もある。校庭でやるらしいから、間に合うだろう。」
ロマノフは窓から外を見ながら話す
リリィ
「じゃ、じゃあ早く行こう。」
そう言って、リリィはロマノフの手を握りロマノフを立たせる
すると…
シキ
「(まさかリリィさんもですか…)」
アルティ
「(ロマノフはわたさないんだから…)」
ロマノフ
「(なんだ?リリィが俺の手を取った瞬間後ろから殺気が……)」
後ろから睨む2つの殺気に内心怯えながらもリリィに引っ張られていくロマノフ
ちなみにリリィはというと…
リリィ
「(ロマノフ君の手握っちゃってるよ~~///)」
内心かなり赤面(←合ってるんだろうか?)していた。
第1章 End
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