プロローグ 物語の始まり

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ロマノフ 「それで、俺は何処の学校に行けば良いんだ?」 目の前に出されたコーヒーを啜りながらまた質問するロマノフ エミリア 「貴方の故郷、“アレクサンドリア”にある“ローグ・アルケール学園”よ♪」 ピクッ…… “アレクサンドリア” “ローグ・アルケール学園” この2つの単語を聞いた瞬間、ロマノフの眉は少しだがつり上がる。 ロマノフ 「……なぜ、10年もたって今頃俺を故郷に戻す?」 少し怒りを覚えたが冷静に受け答えをするロマノフ そんなロマノフに向かって満面の笑みを浮かべながらエミリアは…
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