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口を塞がれた
ジュン「だから、あ?言葉は嫌い。それでも静香は僕を好きでしょ?」
静香「…なんだか、はぐらかされた気がする」
ジュン「はぐ…?なんですか?」
静香「いいよ、知らなくて(笑)」
ジュン「あ‼笑った‼静香笑ったーーー‼」
静香「そんな、喜ばなくたって…」
ジュン「あ?知ってる?今日ずっと眉間にしわ、顔は表情なし、会話なし、あぁ…辛い」
ため息付きながら、俯く仕草がわざとらしい
はい、はい と、心で思いつつ…
ジュン「静香は僕を好きなら、それでいい。嫉妬も好きな証拠でしょ?」
静香「そこに、私の心かわりはない訳ね」
ジュン「ないねー」
…なんだろ、悩んでたのがバカらしくなってきた…
なんて、まっすぐなんだろ
だから、好きなのか…
だから、失いたくないんだな…
だから、恋人なのにファンに嫉妬するんだな…
静香「…バッカみたい」
ジュン「バカ言いましたか⁉⁉」
静香「違うよ、ジュンじゃなくて、私が」
ジュン「静香はバカ?」
静香「…ジュンに言われると、むかつく」
ジュン「えー‼」
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