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荒い息使いと、お互いの名を囁く声
喘ぎと、ベッドがきしむ音が微妙なRYTHEMでリンクする
月明かりが落とす影は、確実に♂&♂の大きな闇
「…ダメ…」
「もう?」
小さなうめき声と共に、果てたらしい一回り小さな身体の背中は白い肌に伝う汗が月光で光る
項垂れて、下にいる広い胸に沈むこむ影…
吐き出した己と汗が混じりあう
大きな影は、ふふっと笑い振動を加えた
「ひっ…‼」
反り上がる身体…
「俺はまだ、いたいなぁ。中、凄い熱いよ?」
果てたばかりの影が指を噛んで堪える喘ぎ
下から眺めて、さらに動きをゆるめない大きな影
「声聞かせてよ、ヨンウン…」
「…やだよ…誰が…」
動きを強くするユウ
「ふぁっ‼な、あ、止め」
一瞬止まる動き
「…え?」
悩ましい、潤んだ瞳
「何?ヨンウン?」
「…」
「いいの?やめちゃうよ?」
「…ユウって、なんでこんな時だけ、意地悪なんだよ…」
「ヨンウンが素直じゃないからだろ?」
「…俺かよ…」
「ほら、言いなよ、欲しいでしょ?」
「…来てよ、ユウ」
「いい子だ」
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