虚偽恋愛

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「実は…俺…マミの事…好きだ❗」 突然のナオトからの告白。 「はい⁉」 「知らなかった?」 (知る訳ないじゃん❗) マミは…そういう方面には鈍感な人で…自分の事を好きな人がいても気付かないのは昔からで… (そう言えば…昔 好きだと言われた時もアタシは知らなくて…友達に「あれだけアプローチされて 気付かないの~?」と言われたっけな~。) なんて昔を思い出してる場合じゃないよ~⤵ 「ごめん…アタシ…」 「分かってるよ。マミには旦那も子供もいる事は…」 「違う❗そうじゃなくて…アタシね…ユウキが好きなの」 「…あいつ…マミより10才も下だよ?」 おっと…言い忘れていたがナオトはマミより1才上なのだ。 「だから?」 「それにあいつは前の彼女を忘れられずにいるんだよ?」 「だから?アタシは別にユウキが好きなだけで ユウキの彼女になりたい訳じゃないよ。ユウキが好きだから…ナオトとは付き合えないよ。」 「…そんなにユウキが好き?」 「うん…多分…」 「分かった。」 ナオトの電話は切れた。 (あ~ビックリした。いきなり…じゃないのかも知れないけど アタシからしたらいきなりだよ⤵ なんなんだよナオト) そう思ったのも つかの間…
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