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パビルサグ
「………はぁ」
「どうした、ソネ?」
「いや……ショックだったことがありましてね」
「ふむ、お前とてそんなことがあるのだな」
「ええ、まあ少しは。 ……自分で言うのもなんですが、私の魔獣としての姿……」
「ああ、バ、ハ、……む……」
「……パビルサグです」
「う、うむ、わかっていたぞ」
「…… まぁそのパビルサグの姿、結構誇りを持っていたんですがね」
「何かあったのか」
「この前やって来たハンターの連れに……」
「一つ問おう、そいつは子供か?」
「? そうでしたが」
「ふむ……わかった。つまりお前はそいつに
『ポケ○ンのニド○ングとドラ○オンを足して2で割ったみたい!!』
と言われたのだろう?」
「何でわかるんです?」
「いや、私も前々からそう思っていたのでな。しかも相手は子供だ、ポケ○ン好きは当然だろう?」
「………あの、この時代に……」
「すまぬ、そろそろ失礼する。 休憩は終わりだ」
「休憩?」
「ああ、6Vメ○モン探しのな」
「だからあの………………はぁ」
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