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【コラム】メモリとCPUの微妙な関係について
最近のWindowsVista搭載マシンでメモリを大量に積んであるPCを見かけます。
そういったスペックのPCと自分のPCのスペックを比べて見て『メモリを積めば早くなるんじゃなかろうか?』と考える人も少なくはないと思います。
メモリは資料を広げる為の机だと説明しました。
で、CPUが弱い状態でメモリを大量に積むとどうなるか…。
実は逆に遅くなる事もあるんです。
と言うのも、メモリ上の情報を管理しているのはもちろんCPUですが、『メモリが大きくなる』と言う事は『管理する情報量も大きくなる』と言う事です。
で、頭の弱い人が広ーい机に沢山の資料を並べてみた所で、頭が弱いので処理し切れません。
それどころか、机の上の情報を把握するので手一杯になってしまいます。
と言う事で、メモリの量は使うソフトの特性やハードウェア構成にあわせて適度に増設するのが一番なんです。
要するに『身の丈を超える物を持たせてもロクに使いこなせない』と言う事ですね。
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