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「嬉しかったことを神様に報告すると、『そうかい、そんなことがあったのか』と優しく返して、嫌だったことを神様に相談すると、『そうかい、でも、君も何か気にさわることをしたんじゃないかい?』と優しく諭してくれているような気がして……」  そこまで言うと、彼女はまた何かを考えるように黙り込んでしまう。 そんな中私は彼女の言葉をただ待っていると、彼女はゆっくりとした口調でこう言った。 「私、天使になりたいんです」  いきなりの発言に、私はたじろいだ。そんな事を言う高校生が……とは言っても、見た目は小学生だが。 そういった類いの台詞を口にするとは思ってもいなかったからだ。
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