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「お兄さん、死んでね」
「嫌だぁあ゙ぁ゙ぁあぁぁ!!」
「人を殺しといて……お兄さんに生きる選択肢は無い」
冷たい少女の声。
そして……。
「大丈夫、すぐは死なない様にするから」
ニッコリ笑い男の右手親指の爪をペンチで挟む少女。
「凄くありきたりだけど、これかなり痛いから」
「や……め―――」
ベリッ―
「うぎゃあ゙ぁぁあ゙ぁあ!!」
「見なよ!!お兄さんの爪だよ!!綺麗………」
指から完全に離れ、少し赤くなった爪を見て少女はうっとりしていた。
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