148人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁ……はぁ……」
「もう息切れ?まだまだこれからなのに」
爪を全部剥がされ朦朧とする意識の中、少女はそう呟いた。
「じゃあ次は……ふふ、これこれ」
少女は、ガチャガチャとアタッシュケースをいじり終わったかと思うと、その道具を見せて来た。
釘と金槌。
「止め゙……てくれ゙」
「あ、意外に物分かりが良いみたいねお兄さん……でも駄目」
クスッと笑い少女は釘を男の指に近付ける。
「はい、まず一回」
「うわ゙ぁぁぁあ゙ぁぁぁあ゙」
ゴツン
「いぎゃあ゙ぁぁあ゙あぁぁぁ!!」
右手親指の間接に深く突き刺さる釘。
ドクドク流れる血。
最初のコメントを投稿しよう!