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少女の手に握られてた物。
錆びたノコギリ……。
刃には血がべっとりついているが、それが今から起きる事を生々しく物語っている。
「何を……」
「そんな痛いだけの手あっても嫌でしょ?」
少女は二の腕辺りにノコギリを持って来てニヤリと笑った。
「だから切ってあげるね」
「うあ゙ぁぁぁぁあ゙ぁぁ!!」
必死で抵抗するが、腕を足で踏み付けられ身動き出来ない。
「はい、無駄だよ」
「ぎゃあ゙ぁぁぁぁあ゙痛゙ぃぃぃぃい゙!!」
ブチブチと肉が切られる、血管が切られる。
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