第1話 コワレモノ

26/34
前へ
/142ページ
次へ
「ん~、中々切れない……よいしょ」 「あががががががぁ!!」 少女がノコギリに体重を乗せ無理矢理腕を切って行く。 ゴリゴリと骨が削れる音。 「よいしょ……」 ゴトン 「が……あっ……あ」 「ふふ、ほら、お兄さんの腕」 少女は笑いながら右腕の断面を見せて来た。 「じゃあ次、左だね」 ノコギリに着いた血をペロリと舐めながらコチラを見る少女。 狂ってる……。
/142ページ

最初のコメントを投稿しよう!

148人が本棚に入れています
本棚に追加