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スゥ
喉を細い物が横切る。
続いて焼ける様な痛み。
「ははは!!良い様ね!!そのまま苦しんで死んでよ!!」
「あ……が……」
目が段々とぼやけて来た。
何かを喋ろうとすると喉を風が通るのが判る……。
死ぬのか……俺。
やはり死ぬのは怖い……。
でも……俺は大切な人を殺した。
これは……罰。
俺への罰。
もう……完全に目が見えない。
聞こえるのは少女の声と何やらガチャガチャといじる音だけ。
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