第2話 食事

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♪~ ベッドに無造作に投げた携帯が鳴る。 「……はい」 「美咲、次の仕事」 「はい、わかりました」 「後4時間後にやるから、しっかり休みな、じゃ」 簡潔に要件だけ伝えて通話を切るお姉ちゃん。 4時間後……また私は人を壊す。 内から外から、またあの表情が見れる。 ふふふ………。 自分でも判るくらいに、口元が緩んでいるのが判った。 やっぱり私はこうなんだ。 「ふふふ、楽しみ」 どんな事して壊そうかな? あ、そう言えばあの部屋使えるのかな?使えたらあの部屋で壊そう……。 そんな事を考えながら、私は浅い眠りについた。 ハヤクコワシタイナ
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