燃える町

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ここはメルスという町の近くの小高い丘。 その上にダルという青年が立っていた。 降り注ぐ雨が彼の長い髪を濡らしている。 彼は、ここから町を眺めているのが好きだった。自分が産まれ育ったこの町自体好きだった。 しかし、大好きだった町は燃えていた。 ダルの思い出や想いと一緒に燃えていた。 ダルは自分で壊した町を眺めているしかなかった。 全ては、今から5時間前に始まった。
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